院長あいさつ・経歴
目指しているのは、機能美を目標とした矯正治療
こんにちは、飯田橋矯正歯科 院長の橋本 幸治です。
当院が目指している治療は、“美しさ”と“機能”を兼ね備えた矯正治療です。
よく患者さんから“歯並びをもっとよくしたい”“口元を美しく見せたい”とご相談いただきます。もちろん、矯正には“見た目”を改善する、という大切な役割もあります。しかし、“見た目”だけで本当に良いのでしょうか?
例えば、椅子などのプロダクトデザインや建築物は美しさだけではなく、実用品として機能することが求められます。また、両者を兼ね備えたものだけが後世に残り、評価されています。
この機能美は、矯正治療にも当てはまるというのが私の治療方針です。
歯並びや口元の美しさと、噛むという歯の本来の機能を最大限に発揮できること。それが、当院が求める理想的な矯正。“美しさ”と“機能”は本来表裏一体のものであり、私が目標とする治療のゴールであると考えています。
一回、一回、患者さんの歯並びがキレイになるのは嬉しいですね
大人の矯正は通常1~2年ほどの時間が治療にかかります。3週間から1ヶ月に1回患者さんに来院していただくのですが、その度に歯並びがキレイになっていくのを見るのは嬉しいものです。
私は和菓子職人の家で育ったためか、細かい作業や整っているものを見るのが好きという性格もあるのかもしれません。
矯正治療は歯並びや噛み合わせを一瞬に治すという治療ではありません。年月をかけて、患者さんと一緒に歯並びや口腔環境を整えていくもの。だからこそ、一回、一回の治療に対して、手を抜かず真摯に取り組みたいと思っています。
何十年後かに「あの時やってよかった」と思ってほしい
多くの場合、矯正治療はすぐ命にかかわる治療ではありません。長い目で見れば、歯並びのよさは食生活などの健康に大きく関わってくるものですが…。
何度か矯正治療を受けてきた私の経験上、矯正治療が終了したときは「装置が外せて嬉しい」という気持ちが大きく、「歯並びや噛み合わせが良くなって嬉しい」という気持ちは、後から感じることが多いと思います。
治療を終了した後に、周りの方に「キレイになったよね」と言われて嬉しかった。などと患者さんに言われたときは私も嬉しくなります。矯正歯科医としてのやりがいを感じる瞬間でもあります。
一生付き合っていく歯ですので、何十年後かに「あの時、矯正を受けてよかった」と思っていただけるような治療を行っていくことができればと願っています。
飯田橋矯正歯科 院長 橋本 幸治
- 日本矯正歯科学会認定医・臨床指導医(旧専門医)
- 歯学博士
【所属団体】
- 日本矯正歯科学会
- 東京矯正歯科学会
- 日本顎変形症学会
- 日本口蓋裂学会
- 社団法人 日本歯科医師会
- 社団法人 東京都歯科医師会
- 東京都新宿区 四谷牛込歯科医師会
【経歴】
- 2002年3月
- 長崎大学歯学部歯学科卒業
- 2006年3月
- 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎顔面矯正学分野卒業
- 歯学博士号取得
- 2006年4月~2007年3月
- 多摩リハビリテーション学院 非常勤講師
- 2007年4月~2011年3月
- 東京医科歯科大学 非常勤講師
- 2007年11月
- 日本矯正歯科学会認定医取得
- 2007年4月~2010年5月
- いしわた矯正歯科勤務
- 2010年6月
- 飯田橋矯正歯科開設
- 2018年12月
- 日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)取得
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用
- 治療開始当初は矯正装置による不快感、痛み等を生じることが多いですが数日から1~2週間で慣れる方が多いです。
- 歯の動き方には個人差があるため、想定した治療期間より長くなることもあります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正歯科治療には患者様の努力・協力が必要不可欠です。それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置の装着により歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まるため、丁寧なブラッシングや、定期的なメンテナンスが重要になります。また、歯が動くと見えなかったむし歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことで歯根が吸収して短くなることがあります。また、成人の方の場合、歯の移動により歯ぐきが引っ張られ下がったようになることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着し、歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受け、神経が死ぬことがあります。
- 治療中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯を削ることで歯の形を修正したり、噛み合わせの微調整を行う可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。ほとんどの場合、問題ありません。
- 装置を外す際、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、被せ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置を外した後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置を外した後、治療により変化した噛み合わせに合わせて被せ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやり直す可能性があります。
- 顎の成長発育により噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずの萌出などの影響で凸凹が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病等により歯を支えている骨が痩せると噛み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になる場合があります。
- 前歯を後退させた治療後に、ほうれい線が深くなったり、口唇周囲の皺が目立つようになる可能性があります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
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